リクルートライフスタイルによる「エイビーロード海外旅行調査2019」によると、日本人によるレジャー渡航先1位は、5年連続で「台湾」となりました。
近年は修学旅行の渡航先に台湾を選ぶ高校も増えており、すでに台湾に行ったことがある人も増えてきましたが、台湾という国のことを知識として理解している人が少ないのも事実。ここでは台湾の基本情報について、確認しておきましょう!
東京から飛行機で約3時間半。九州ほどの国土をもつ台湾は、正式名称を「中華民国」といいます。
人口は2300万人強。言語は中国語ですが、中国の簡体字ではなく、繁体字が使われています。また特に台湾南部などでは、台湾語も飛び交います。また、日本語を話す年輩の方も多く、若い人たちも日本語を勉強している人が少なくありません。
どうして年配の方が日本語を話せるかって?
日本が1895年から1945年まで、台湾を植民地として統治し、日本語教育を行っていたからです。日本人でも一部の若い人は、このことを知らず、単純に台湾を親日国と理解している人がいます。他国に統治されて気持ちのいい人がいるわけがありません。今も日本に好意を持ってくれている台湾人がいるのは、奇跡に近いことなのです。
とはいえことはそう簡単ではありません。さまざまな背景をもった人たちが混在する国、それが台湾です。
ぜひ感謝とリスペクトの気持ちを忘れずに、台湾の魅力を感じていただけたら幸いです。
台湾での様々な生活体験も本サイトで紹介していますので、ぜひご覧ください!