(日本語翻訳=Kotaro、あや)
季刊【薰風】
2016年に創刊された 台湾 と 日本 の歴史、文化、人文を探究する雑誌です。
私は最新の特集「台灣懷日浪潮(日台関係:日本時代を懐かしむブーム」に惹かれ、保存版として購入しました。
特集の内容を見ているうちに、日本の教育を受けた祖父と祖母を思い出しました。彼らが生前に語っていた事とこの特集の内容は、無意識のうちに頭の中で重なり合い、まるで自分自身がその時代の空間にワープしたかのような感覚さえ覚えます。
戦争の歴史がもたらした憎しみを除いて、多くの人々は当時の国民基本教育政策の下で、教育を受ける機会を得ました。インフラ整備が次々と完成し、台湾の将来の発展に向けた近代化がもたらされました。
台湾と日本が緊密に相互依存していたこの時代の歴史は、祖父母の世代であろうと、この 台湾 歴史 的背景をすでに知っている人であろうと、将来この時期を学ぶ人たちであろうと、多くの人々の記憶に深く刻まれなければならないと思います。
薰風 ウェブサイト
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