台湾 華語 – 私の台湾中国語 勉強法を紹介します

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台湾を訪れたのは2014年10月のことで、すぐに台湾のことが大好きになり、中国語の勉強を始めました。もう少しでちょうど4年になりますので、私の 中国語 勉強法 を紹介してみようと思います。

あなたの中国語は、人に学習方法を紹介するほど上手なの?

と聞かれたら、実はまだまだ恥ずかしいレベルです。どんなレベルかというと、

  • 台湾人としどろもどろになりながらも会話ができる。
  • 台湾旅行中も、タクシーや飲食店で中国語でやりとりできる。
  • ドラマやバラエティ番組は、中国語字幕があれば理解できる。聴き取りはかなり難しい。
  • ラジオは3割程度理解できる。
  • 原書を辞書を引きながら読める。
  • よって、中国語から日本語への翻訳は、それほど苦労せずにできる。
  • でも、日本語から中国語への翻訳は、相当に大変。なんとか意味が通じる程度の作文しかできない。文法や言い回しなどがいい加減。

といったレベルです。でもきっと、これから 繁体中国語 を勉強したいという方には、多少なりとも参考になることがあるかもしれないので、私の学習経験をお話させていただきます。

日本で中国語を勉強しようとして教材を探すと、ほぼ簡体中国語のものしか見つかりません。このため最初の2年程度は、基本的に簡体中国語のテキストを自分で読む、という方法で勉強を始めました。

台湾で使われている中国語は、基本的には中国で使われている北京語(簡単中国語)と同じです。ですが文字は「繁体字」で、複雑な漢字を使います。実は発音もかなり違うのですが、これは少し置いておきます。

よって、簡体中国語のテキストを学習しながら、繁体字に慣れ親しめば、ある程度、台湾で使われている 繁体中国語 勉強を進められるだろうという見通しを立てました。最初の1年間は、

  • 簡体中国語のテキストをとにかく読む。読み終わったら次のテキストを読む。単語本を含めて、1年で10数冊を読みました。
  • NHKのテレビ講座やラジオ講座などを録画して見る・聴く。
  • 台湾のニュースアプリなどをスマートフォンに入れて、定期的に目を通す。分からない言葉は、iPhoneの辞書ツールで調べる。

こんなことをやっていると、基本的な中国語の理解がどんどん進み、なおかつ日本人はもともと漢字を利用しているので、もの凄く早いペースで、中国語が出来るような気になってきます(笑)

ところが実はこんな感じなのです。

ドラマなどの番組は、理解できたような気になっているが、字幕を読んで理解できているだけ。全く聞き取れていない。

台湾でタクシーや店員などに簡単な意思を伝えることができるが、相手がばーっと話し始めると、まったく理解できない。

そうなんです。中国語を勉強する日本人にとって、最初の1年は目覚ましい快進撃を遂げた気がするのですが、実は読めているだけで、ぜんぜん聴き取りができないという事態に直面します。

そこで2年目は、1年目にやったテキストに付録で付いてきたCDをスマートフォンに読み込み、聴き取り中心の学習に変えていきました。ところがどっこい、ぜんぜん理解できるようにならないんですね。。そこでようやく分かったことがあります。

そういえば、もともと英語の聴き取りも苦手。あれ、実は日本語の聴き取りにも問題があるんじゃないか?日本語の歌を聴いても、メロディを追ってるだけで歌詞がまったく入ってこない。学生のときも教科書を自分で読んでいるだけで、あんまり講義は聴いてなかったかも。ん?そういえば今も、講演とかに行っても、いつも苦痛だけで全く内容が入ってこないよなあ。

ということが分かってしまいました。私は「読んで理解する」人で、「聴いて理解する」人ではないんだと。耳が悪いんだということです。

そこで、外国語学習方法についての本を幾つか読んでみました。すると、どの本も共通して指摘しているのは、いくつもテキストを使うのではなくて、一つのテキストを使って徹底的に読み込む、聴き込むということがとても大事だということでした。40歳を過ぎて新しい言葉を学ぼうと思うと、単にどんどん暗記するというやり方だけでなく、学習方法というメタなことも考え直す必要がありそうです。

まあ、まずはそれを愚直にやってみようということで、入手したのが以下のテキストです。ちょうど2年前のことでした。これを数ヶ月掛けて、毎日お昼休みと寝る前にやってみました。

『 中国語筋トレ100読練習法 』

中国語筋トレ100読練習法

この教材の画期的なところは、日本人がついつい漢字で理解してしまうところを逆手にとって、ピンイン(発音記号)だけでテキストを読ませる。その上で聴かせるというやり方をとっていることです。

意識的に集中して聴く、ということを可能にする画期的な方法だと思います。

これを数ヶ月やった後の効果は、かなりのものでした。完全とはいわないまでも、今までまったく聞き取れなかった中国語が、なんとなく自然に頭に入ってくるようになったのです(英語まで、以前よりも聞き取れるようになったという副次的効果も!)。

外国語の習得は、読む、聴く、書くという段階がありますが(「書く」は諦めている)、行ったり来たり、すぐに次の課題が出てきます。多少聴き取りに自信が付いた自分でしたが、ちょうど1年半前に台北を訪れた際、こんなことが起きました。

タクシーで行き先のホテル名を告げたのですが、まったく聞き取ってくれないという事態!

今度は自分の中国語の「発音」が、意思疎通の最大の壁になっていることが分かったのです。OMG!

このとき台北の誠品書店で購入してきた 繁体中国語 のテキストは、

  • 新版實用視聽華語 」シリーズ(台湾で中国語を学習する場合の定番テキスト)
  • Situational Chinese 」シリーズ(華語600句。英語を使用する外国人が繁体中国語を学ぶ際の短文集)

いずれも台湾で使われている繁体字と発音で、学習をすることができます。

そして、やはりネイティブの方に発音矯正してもらうしかないと、このSkypeレッスンを週1回行うことにしました。

オンライン台湾中国語教室

台湾華語教学センター

台湾華語教学センター

台湾の友人とSkypeで話したりLINEでチャットしたりというのもいいですが、先生の前で「新版實用視聽華語」の文章を朗読し、発音がおかしいところを直してもらうというのは、やはり効果的です。

このレッスンを通じて、台湾を訪れた際も、ようやく堂々と言葉を発することができるようになりました。英語も同じですが、絶対通じると自信ありげに話すことは、かなり大事ですよね。最後は意思の力で通じるようにするということです(笑)

今年に入ってからは、

やっぱり外国語学習は、最後は「語彙力」だ!

という確信に基づいて、できるだけたくさん原書を読む、できるだけたくさん耳だけで聴く、ということを続けています。

辞書はスマートフォンの辞書のみ。分からない言葉があったら、この辞書で調べる。それで数日かけて、引いた単語を覚える。この繰り返しです。辞書も繁体字が使えるものを探すとなかなかないので、今はこんなアプリを使っています。残念ながら日本語は使えません。繁体字関連のテキストや辞書は、なかなか直接、日本語で使えるものがないんですね。これは今後の繁体中国語の学習者にとっては、ちょっとした課題ですね。

この辞書は有料のオプションで、台湾での発音ファイルをダウンロードしたり、辞書で引いた単語をランダムなテストにしてくれたりといった機能が豊富です。おすすめ。

現在45歳の私は、今後はある程度いい加減に、続けることが大事という感じで、 繁体中国語 の学習を続けたいと思っています。サイト「 ethnolab 台湾通 」を始めたことも、いい刺激になって学習を続けられている理由の一つです。でもやっぱりいずれ台湾に住んでみたいですね。

 

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