近くて 遠い国、台湾の魅力って何でしょうか。
台湾を何度も訪れてみて、空港から台北の街に移動してくると、いつも何かほっとするような気持ちになります。一度で良いと思う旅先もあれば、台湾はまた「帰りたい」という気持ちにさせてくれます。
台湾で日本人に聞くと、人が親切でやさしい、食事が美味しい、街並みに懐かしい雰囲気があるといった理由を挙げる人たちが多いようです。
異国を体験してその国を深く理解するというのは、簡単ではありません。ぜひ固定観念に捕らわれずに、自分の目で見て体験して、台湾の魅力を感じてみてください。以下では、私たちが考える台湾の大きな魅力を挙げてみます。
東京から飛行機でおよそ3時間半で、台北に到着することができます。高雄までの直行便でも約4時間。
東京からハワイまでが7時間、ロサンゼルスまでが10時間、東南アジアではバンコクまで6時間半、シンガポールまで7時間といった距離にあります。
長時間のフライトが負担になる海外旅行でも、やはり近い国の台湾への旅行は気軽に楽しめて、週末弾丸旅行も可能なオプションとなります。
(2) 昭和的な風情を残した下町の雰囲気と、創意による「レトロ可愛い」建物とモノたち
日本では既に失ってしまったような昭和的な風情の下町、そこにはもちろん中華的な雰囲気も相まって、台湾特有の街の路地の魅力を生み出しています。歴史と伝統を守りながら新しい文化を創造する台湾のパワーを感じる。そんな旅もとっても楽しい!
おしゃれなで可愛いカフェも多く、ショッピングをしていても、手作りデザイナーを大事にしている文化、新しいカルチャー・トレンドなどを感じさせてくれます。
この雑誌の特集は最先端の台湾カルチャーを紹介していて、他のガイドや特集と一線を画した内容が豊富でした。台湾ストーリーでも今後、台湾における新たなトレンドをどんどん発掘して紹介していきます。
(3) びっくりするほど進化した現代都市の風貌と、新旧が入り交じった街並みの面白さ
台北にある高層ビル「台北101」やその周辺の信義区などを歩くと、ハイテクな現代都市であることに驚かされます。都市交通MRTも台北市内の地下に張り巡らされ、比較的コンパクトな台北という都市の現代化の進展は、あちこちで感じとることができます。
このBRUTUSの特集が2018年に出たとき、台湾のネット掲示板では大きな議論が巻き起こっていました。台湾の魅力を伝える特集の表紙で、このような汚い印象の街並みの写真をどうして使うのかと。台北101の写真を使った方がいいのに、等々。台湾人同士のこうした議論をとても興味深く見守っていました。自分たちが感じる自国の魅力と、外国人が感じる自国の魅力は、時に大きな違いが生まれ、その交流からはとても面白い視点が生まれる可能性があります。伝統的な台湾の下町と現代都市としての台湾。私たちはこれがコンパクトシティの中に所狭しと同居していることに、とても大きな魅力があると感じています。
台中ではまた違った雰囲気のビル群が立ち並んでおり、独自の都市化が進んでいるほか、高雄は高層ビル「高雄85大楼」周辺の中心地のほど近くにゆったりとした愛河が流れ、そして高雄港などの海に面した南国風の雰囲気が異国情緒を高めてくれます。
九州ほどの国土の台湾には、富士山よりも高い玉山があるほか、日本とはまた全く異なった趣きの大自然に恵まれています。また、台北市も比較的コンパクトな都市であるため、半日程度でこうした大自然と触れあう場所を楽しむことができます。
さらに台湾の東側の花蓮や太魯閣峡谷、台中の高美湿地、南投県の日月潭、台南の四草緑色隧道、台湾南部の阿里山や高雄の美濃、さらにサーファーのメッカとなっている屏東の墾丁などもあります。
親切で情熱的な人が多い台湾。南国特有の緩さも、一方で包容力につながり、なにかゆったりした気持ちにさせてくれます。台湾旅行では何よりも人とも触れあいが楽しいと感じます。
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