【嘉義 観光】日本時代の歴史スポットを一気に紹介!

嘉義 観光

嘉義 観光 / 嘉義公園 / 嘉義市史蹟資料館 / 檜意森活村 / 阿里山森林鐵路車庫園區 / 嘉義獄政博物館 / 嘉義市立美術館 / 嘉義市

はじめに~台湾の素朴な良さを感じられる嘉義に行こう!

台湾南部の拠点都市の一つである嘉義台南高雄といった都市に比べて、訪れる日本人はまだ少ないのですが、実はこの街には、日本人にも懐かしく感じられる風景がたくさん残っています。また嘉義は、日本統治時代の台湾で活躍した高校野球の学生たちの青春を描いた映画「KANO」の舞台でもあり、日本人にとっても親しみを感じる街の一つだと思います。今回は、その中でも日本統治時代にゆかりの深い観光スポットを5つ紹介したいと思います。(トップ写真は映画「KANO」にちなんだ野球ボールのオブジェ)

1. 嘉義市史蹟資料館 ~ 旧嘉義神社の遺構が今でも残る場所

台鉄嘉義駅から東へ約3kmほど進んだ場所に、小高い丘があります。ここは嘉義公園といい、嘉義市民の憩いの場になっています。ここには日本統治時代に、嘉義神社が建てられていました。本殿は現存していないのですが、社務所や齋館(神社で祭祀の前に心身を清める場所)は今でも残っており、齋館は市の歴史資料館として使われています。ここでは、当時の様子を説明する展示が見られるほかに、小規模なアート展覧会が開かれることもあります。

1-2. 映画「KANO」ゆかりのスポットもあります

社務所の部分は、「昭和十八J18」というカフェレストランに様変わりしました。日本時代の風情を感じながら、お土産を選んだり、食事やコーヒーを楽しんだりすることができます。神社までの石段や石灯籠、狛犬、手水舎も現存しています。ぜひ、ゆっくり探索してみてください。

また、すぐ近くにある野球場の付近では、映画「KANO」にちなんだ野球ボール型のオブジェなどを見ることもできますので、神社関連の史跡めぐりとともに、KANO関連スポットめぐりも楽しんでみるとよいでしょう。

嘉義市史蹟資料館 ・ 昭和十八J18

住所:嘉義市東區公園街42號
開館時間:9:00~17:00(無休)

※アクセスについて
台鉄嘉義駅から中山幹線緑バスに乗り、嘉義公園(嘉義高商)で下車。日中はおおむね30分おきに運行しています。

2. 林業都市としてのかつての繁栄を実感できるスポット ~ 檜意森活村

嘉義は、阿里山のふもとにあり、日本統治時代から林業の町として栄えていました。そのため、営林署が設置され、多くの林業関係の職員も嘉義に住むことになり、大規模な住宅群が建設されました。これらの建物の一部が戦後も保存され、大掛かりな修復が終わってから、「檜意森活村」として一般の公開されるようになりました。

現在では、お土産ショップ、カフェ、レストラン、アート工房、各種資料館などバラエティに富んだ施設として活用されており、今や嘉義で一番集客力がある観光施設といっても過言ではありません。丹念に見学しても回ると半日は十分に楽しむことができると思います。また、阿里山森林鉄道車庫や嘉義監獄へも徒歩で行けるので、これらを組み合わせて観光を楽しむことも可能です。

2-2. 檜意森活村のお勧めスポット ~ 営林所所長宿舎

檜意森活村の数ある日本家屋の中で、私が一番お勧めしたいのは、総督府営林所嘉義出張所の所長宿舎だった建物です。日式建築群の中でもかなり広い屋内は、日本建築の美しさと、随所にみられるモダンな意匠を楽しむことができます。商業施設ではなく、それほど混雑することもないので、ゆっくりと見学して、林業都市として大きく栄えた時代の嘉義に思いを馳せてみてください。

檜意森活村

住所:嘉義市林森東路1號
開館時間:9:00~18:00(各店舗・施設により開館時間や定休日は異なる場合あり)

※アクセスについて
一番利用しやすいのは、台鉄嘉義駅から台湾好行バス106路線高鐵嘉義駅行き、もしくは忠孝新民幹線紅線忠孝北街行きでに乗り、文化中心(檜意森活村)で下車。2路線合わせて、1時間に2~3本運行しています。最寄りのバス停は北門(檜意森活村)ですが、こちらはバス路線が複雑で本数が少ないので、文化中心で降りる方が便利です。

3. 家族連れにも人気の鉄道公園 ~ 阿里山森林鐵路車庫園區

檜意森活村に隣接する広いエリアに、嘉義から阿里山へのびる阿里山森林鐵路の車庫があります。この車庫は、1912年に使用が開始された「北門修理工場」が、戦後は阿里山森林鉄路の車庫として引き続き使用されているものです。すでに引退した車両も保存されていますが、現役の車両も出入りしており、私が訪れたときも、ちょうど機関車が園区内で入れ替え作業中でした。阿里山森林鉄路の旅客列車も車庫の横を通過していくので、タイミングが合えば、それらを見ることも可能です。

※注意点
車庫エリアではスピードが遅いとはいえ、列車がときどき行き交います。鉄道員のみなさんは十分注意を払って作業をしていると思いますが、見学するときは、指示に従い、安全に十分に注意して下さい。

阿里山森林鐵路車庫園區

住所:嘉義市東區林森西路2號
営業時間:8:00~18:00(無休)

※アクセス情報
檜意森活村に同じ。林業鐵路車庫園區というバス停もありますが、こちらは台湾好行バスが停まらないので、文化中心まで行く方が便利です。

4. 台湾でも珍しい旧刑務所の博物館 ~ 嘉義獄政博物館

嘉義には、あまりお世話になりたくない歴史遺産もあります。それが、「嘉義獄政博物館」です。ここは、日本統治時代の1922年に使用が開始された本物の監獄で、今では台湾で唯一ほぼ原形をとどめる監獄遺構として国定古蹟に指定され、一般に公開されています。この刑務所は、建物こそ古い印象を受けますが、実際に見学すると、南国の酷暑に対応すべく通気性に優れている、独房が中心となっている、女子棟があり、子供連れで刑に服することもできた、簡素ながら医療施設も併設されている、など当時としてはかなり先進的な施設であったことが分かりました。

過去の輝かしい功績を遺す施設は台湾各地にたくさんありますが、このような歴史の負の面を背負った施設をきちんと残し、後世にその歴史を伝えようとする試みはとても素晴らしいものだと思います。

4-2. 獄政博物館では入館方法に注意

こちらの獄政博物館の見学については、少し注意が必要です。私が訪れたときは、自由に入場して、自分で好きに見学してよいといわれたのですが、公式ホームページによると、原則として決まった時間のガイドツアー(1日4~6回程度ある)に参加することになっているようです。この辺りの運用は、現地に行ってみないと分からないこともあるので、基本的にはガイドツアーの開始時間に合わせて訪問することをお勧めします。

嘉義獄政博物館 (旧嘉義監獄)

住所:嘉義市東區維新路140號
開館時間:9:30~12:00 13:30~16:00(月休)

※アクセス情報
台鉄嘉義駅から台湾好行バス光林我嘉線に乗り、獄政博物館で降ります。1時間に1本運行しています。それ以外のバス路線は、乗り場や路線が複雑でお勧めしづらいです。

5. レトロとモダンが交錯する嘉義の新名所 ~ 嘉義市立美術館

昨年嘉義に、新しいレトロスポットが誕生しました。それが「嘉義市立美術館」です。ここは日本統治時代の1936年に建てられた総督府専売局嘉義支局をリノベしたもの。美術館は、旧来の専売局の建物を活用した部分と、新たに建設された非常にモダンな部分から成り、嘉義の土地にゆかりのある作家・作品を中心に個性的な作品展を積極的に実施しています。

レトロ部分は、カフェやお土産コーナーの他、誠品書店の特設店舗も展開しており、休憩や買い物を楽しむことができます。館内のカフェでは、地元・阿里山の台湾コーヒーも飲めます。レトロな雰囲気を楽しみながら、おいしい地元産コーヒーが飲めるのは魅力的です。この美術館は嘉義駅から徒歩数分で行けるので、バスの時間を気にせず、気軽に訪れることができます。

嘉義市立美術館

住所:嘉義市西區廣寧街101號
開館時間:9:00~17:00(月曜休み)

※アクセス情報
台鉄嘉義駅から徒歩3分

さいごに

いかがでしたか。映画「KANO」で、野球少年たちが日々汗を流し、青春を謳歌した嘉義。今では、素朴な街の魅力に触れようと訪れる観光客でにぎわうようになっています。今回紹介した施設だけでなく、街なかに残る古い家屋や街並みを見て回るのもとても楽しいです。みなさんも、嘉義に来るときは、少し時間の余裕を持ってお越しになることをお勧めします。そうすれば、観光名所だけでなく、町全体が楽しい思い出になることでしょう。(写真は、嘉義市立美術館内のカフェ「昭和J11咖啡館」)

 

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