平溪線 各駅停車の旅〜穴場スポットを発掘!

【 平溪線 / 與路 Yu Lu Cafe / 望古瀑布 / 嶺腳老街 / 蔡家洋樓 / 平溪故事香腸 / 觀景台咖啡餐廳 】

はじめに

みなさん、台湾鉄道の平溪線に乗ったことはありますか?十分のランタン上げをはじめとして魅力的な観光スポットが点在する平溪線の沿線。けれども、多くの観光客は十分だけ訪れたら台北に帰ってしまいます。実は沿線の各駅の近くには、十分以外にも個性的な見どころがたくさんあるんです。今回は、平溪線の中でもあまり知られていない場所をご紹介していこうと思います。(トップ写真は、菁桐駅で出発を待つディーゼルカー)

1.大華駅 ~駅前にレトロカフェがぽつんと一軒

平溪線の列車は、拠点駅の瑞芳を出発したあと、途中の三貂嶺で東部幹線(宜蘭線)と分かれ、単線の線路をゆっくり走っていきます。最初に到着するのが大華駅。駅前には数軒の民家があるだけの小さな駅ですが、この駅の真ん前に新しくカフェがオープンしました。お店の名前は「與路(Yo Lu) Cafe」です。

古い建物をリノベして作られたお店に入ると、そこには温かみのあるレトロな空間が広がっています。お店の方が淹れてくれるコーヒーは、数種類の豆から選ぶことができ、一杯一杯丁寧に淹れてもらうのをじっと待つのが楽しいです。スイーツの種類も多くて、どれを頂くか、迷ってしまいそうです。

平溪線の列車はおおむね1時間に1本走っており、カフェでゆったり過ごして次の列車に乗るとちょうど良い感じです。

與路 Yu Lu Cafe

住所:新北市平溪區六分路13號
営業時間:12:00~18:00(木金定休)

2.望古駅 ~駅近くの滝でマイナスイオンを浴びよう

大華の次は十分です。ここでも途中下車して、ランタン上げなどを体験したくなりますが、今回は先を急ぐことにしましょう。十分の次の駅は望古。こちらの駅も、ホームが一本あるだけで駅舎はありません。駅前には、カフェどころか一軒のお店すらありません。(駅前にレストランのような建物がありますが、いつも閉まっています)

のどかな風景を眺めながらきれいな滝に到着

そのかわり、望古駅から歩いて15分程度の場所に小さな滝があります。ここが「望古瀑布」です。道案内に従って進んでいくと、平溪線の線路からそれほど遠くない場所に小さな滝がありました。十分にある十分瀑布に比べると迫力に欠けますが、その分、静かに滝を眺めることができます。滝を囲むようにたくさんの木が生い茂っているので、真夏でも比較的涼しく過ごせますよ。

3.嶺腳駅 ~台湾一短い老街(?)がある駅

望古の次は、嶺腳です。ここは、大華や望古と比べると少し大きな町です。駅前には小さな商店があり、お菓子や飲み物などを買うことができます。ここで立ち寄ってみたいのが、小さな小さな老街・嶺腳老街です。かつて炭鉱の町として栄えた嶺腳の町に残る住宅が建ち並ぶ通り。ここを歩いていると、昔の賑わいが少しだけ感じられるような気がします。

静かな里に残る洋風の廃墟?!

嶺腳のもう一つの見どころは、「蔡家洋樓」です。日本統治時代に建てられたレンガ作りの瀟洒な洋館。ここはかつて炭鉱経営で財を成した蔡氏一家の住む家でしたが、今では子孫が海外に移住し、かつてのお屋敷は廃墟となっています。もちろん、中に入ることができないのですが、立ち入り可能区域からも、内部の様子はある程度見られます。建物が持つ独特の雰囲気から、ドラマの撮影に使われることもあるそうですね。こういったところにも、嶺腳の炭鉱時代の栄華を感じさせます。

蔡家洋樓

住所:新北市平溪區嶺腳街 (駅前の老街から一本奥の小さな道の途中にあります)
開館時間:外観のみ24時間見学可能(内部は立ち入り不可)
※監視員などはいませんが、立ち入り禁止区域には入らないでください

4.平溪駅 ~にぎやかな老街で個性派グルメに出会う

嶺腳の次は、平溪線沿線で一番大きな町・平溪です。ここは、駅前周辺にレトロな路地があり、小吃土産物店、ランタン上げのお店などが軒を連ねています。すでに訪れたことがある人も多いかもしれません。この町では、昔ながらの素朴な食べ物・飲み物にたくさん出会えるのですが、今回は人気の小吃で大きな雞排を頂きました。

じっくり揚げた雞排に何種類ものとトッピングやソースがかかり、味のなかなか良いですね。大きな雞排を食べていると、味が単調なせいか、最後のほうは少し食べ飽きてしまうこともありますが、これならいろいろな味わいを楽しみながら最後まで食べられそうです。お腹があまり空いていない、という方は、看板商品の香腸(台湾ソーセージ)をどうぞ。

平溪故事香腸

住所:新北市平溪區平溪街23號
営業時間:不定(日中はおおむねやっていると思います)

5.菁桐駅 ~駅を見下ろすカフェに行ってみよう

平溪線の旅もいよいよ終着駅の菁桐までやってきました。菁桐の駅舎は日本統治時代に建てられた、木造駅舎。沿線でも屈指の撮影ポイントになっています。比較的有名な観光地ですが、駅から線路を隔てて反対側の高台に、不思議な雰囲気の建物があります。それが「觀景台咖啡餐廳」です。

涼しい風が通る開放的なカフェで菁桐の駅や到着する列車をのんびり眺めます

このお店の建物は、もともと選炭場だったものを改造して、見晴らしの良いカフェ食堂にしたものです。平溪線はもともと、沿線で採掘できる石炭を輸送するために建設された鉄道路線です。終着駅の菁桐も、周囲の山々から石炭を集めてきて貨物列車に積み込む基地の駅として賑わっていました。その時代の名残の一つがこの選炭場というわけです。

駅裏の道を上っていくと、徒歩5分くらいでお店の前に到着します。店内はかなり広く、のんびりムードが漂います。駅を見下ろせる線路側の席を確保して、アイスミルクティーを注文。駅舎をはじめとした菁桐の町を一望でき、楽しくお茶をいただくことができます。パスタなどの食事も注文できるようなので、ここでゆっくりランチを頂いても良いですね。平溪線のディーゼルカーが終着駅に入ってくる様子もばっちり眺められます。

店内にクーラーはないのですが、高台にあるせいか風がよく通るので、案外涼しく過ごせますよ。

觀景台咖啡餐廳

住所:新北市平溪區菁桐街50-5號
営業時間:11:00~18:00(土日は10:00~)

さいごに

いかがでしたか。平溪線の沿線には、ちょっと降りてみたくなるような駅がたくさんありますね。列車が1時間に1本程度走り、各駅から徒歩圏内にさまざまな見どころがあります。どこも町が小さくて、それほど歩くことなく、街歩きとしては案外ラクな方です。コロナが収束して、日本からの観光が可能になったら、ぜひ十分だけでない平溪線の魅力をたっぷり体験してみて下さい。(最後の写真は、観光客でにぎわう平溪老街の様子)

 

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