【台北近郊の老街】新莊老街 – 台北駅から30分の老街散策

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はじめに~老街へ行こう!

台湾旅行の楽しみの一つは、庶民的で親しみやすいローカルエリアの街歩きでしょう。どことなく日本とも共通点を感じる街並みを歩いていると、海外にいるような日本にいるような不思議な気分になることが結構あります。

そんな古い町並みが実は、台北の郊外にもたくさんあります。今回は、その中でも比較的アクセスしやすい「新莊老街」をご紹介したいと思います。(写真は新莊老街の路地の一つ・挑水巷の壁アート)

1. 老街とは

さて、台湾のガイドブックでもよく見かけるこの「老街」ということば。簡単に言えば、「古い町並みが残っている地区」のことです。レトロな外観の建物が建ち並ぶ通りを歩くと、まるでタイムスリップしたかのよう。私も老街が大好きで、休みの日にはよく老街へ遊びに行きます。

日本で一番有名な台湾の老街は、九份老街でしょう。曲がりくねった狭い通りに、レトロな商店。そして赤い提灯が連なるように細い階段を照らし、どこか別世界を彷彿とさせます。けれども、九份老街は今では観光地化が進み、もっと素朴な街並みに触れたいと思う人も増えているようです。

実は台北の郊外には、派手さはないものの、生活感たっぷりの老街がたくさん残っているんです。その一つが台北市のお隣・新北市の新荘区にあります。(写真は、MRT新莊駅の入口付近にある観光マップ)

2. 新荘老街を歩いてみよう~昭和を感じさせるメインストリート

新北市新荘区は、人口40万人を超える台北の大ベッドタウン。その一角に、今でも古い町並みが残る老街があります。新荘の旧市街は、清代に水運で栄えたころから300年以上の歴史を持つそうで、台北周辺の街の中でも異彩を放っています。

最寄り駅はMRT中和新蘆線の新荘駅台北駅からは、MRTを1回乗り換えて30分弱とかなりアクセスは良いです。MRTの駅を降りたら、さっそく、街歩きへ。MRTの駅前は、交通量の多い大通りで、歴史の風情を感じさせる老街が近くにあるとはとても思えない感じです。が、駅から徒歩3分くらいでお目当ての老街に到着すると、雰囲気は一変します。

この通りは、新莊路といい、現在は地元のローカル道路になっていますが、たくさんのバイクや人々が行き交い、昔ながらの商店が軒を連ねる風情は、まさに「昭和」です。(写真は、老街の中心部に残る日本統治時代建設の林泉成る商店の建物)

3. 老街に点在する由緒ある廟

台湾の古い街に来たらぜひ訪れたいのが、廟。道教の宗教施設で、仏教で言えば寺院に当たります。もちろん、台北地区有数の歴史を誇る新莊の街にもたくさんの廟があります。たとえば、新莊廣福宮は、1780年創建という大変古い廟。中国大陸から移住してきた客家人たちの神様・三山國王を祀る由緒正しい廟で、なんと国定古蹟に指定されています。少しかわいらしいサイズの建物が昔ながらの生活道路の雰囲気にマッチしているのは面白いですね。

このほかにも、媽祖様を祀った新莊慈祐宮や、關聖帝君(三国志の関羽)を祀った新莊武聖廟、その他大小数多くの廟が集中し、廟めぐりだけでも1日楽しめそうです。地元に根差した歴史ある廟は観光地化がほとんどされておらず、台北中心部の有名な寺廟とはまた違った風情を楽しめると思います。

新莊廣福宮

住所:新北市新莊區新莊路150號
開館時間:9:00~17:00
休館日:なし

4. 路地裏の隠れ魅力スポット

廟だけが新莊老街の主役ではありません。実は路地裏にいろいろな魅力スポットがあるんです。その一つが3つの細い細い路地。それぞれ「戯館巷」「挑水巷」「米市巷」という名前がついています。「巷」とは大通りを一本曲がった細い路地のこと。特にこの3本は、清代にできた古い通りで、本当に狭いんです。近代的な商店もある老街のメインを曲がると、そこには清代の面影が残されています。どの路地も距離は短いので、ぜひ3本とものんびり歩いてほしいです。

これ以外の路地も生活感があふれている場所が多く、歩いていても飽きることがありません。あてもなくぶらぶら歩くだけで、心が解きほぐされていく感じがします。

5. B級グルメの宝庫

さあ、台湾のローカルエリアと来れば、安くておいしいB級グルメも楽しみたくなりますよね。老街で少し残念なのは、夜になると商店がほとんど閉まり、ひと気がなくなってしまうこと。多くの老街では日中訪れるほうが良いのですが、この新莊老街はちょっと違います。夜になると老街の通りがそのまま新莊夜市に早変わりします。昼間ののんびりした空気と打って変わって、ローカルフードのお店やちょっとした買い物ができる商店が賑わいを見せます。

こちらの屋台「阿莫豆花」は、行列ができるほどの人気店で、素朴でおいしい豆花が35元からいただけます。これ以外にも、ちょっとした食事ができる食堂や屋台、スイーツ店、ドリンクスタンドなどが軒を連ね、どこにするか本当に迷ってしまいます。

阿莫豆花

住所:新北市新莊区新莊路228號
営業時間:12:00~23:30
定休日なし
(この辺りは特においしそうな屋台が集中しています)

6. 定番料理から少しマイナーな料理までなんでも楽しめる

スイーツだけでなく、食事も楽しみたいですね。新莊老街では、定番の魯肉飯臭豆腐に始まり、台湾の街角で見かける料理なら大体どこかで食べられるのですが、私が街を歩いていたとき偶然見つけたのは、この料理。「麻辣酸豆麺」といい、適度な辛さと酸味が独特の風味をきかせていて、ちょっと癖になるおいしさでした。台湾でもなかなか出会えない料理なので、新莊老街を訪れたら試してみてはいかがでしょうか。

阿マ的古早味 (マ=女へんに麼)

住所:新北市新莊區新莊路348號
営業時間:6:30~0:00
定休日はナシ

さいごに

いかがでしたか。ガイドブックにほとんど載らない新莊老街。派手な観光資源はないけれど、台湾の昔の風景に気軽に出会うことができる、渋さの光る町です。これからも懐かしい台湾に出会える街をどんどん紹介していくので、ご期待くださいね。

新莊老街

▶️ 新莊廟街商圈(新北市)

 

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