【 北投 温泉 / 北投 観光 / 台湾 温泉 / 北投中心新村 】
(日本語翻訳=Kotaro、Tannen)
台北 に来たことがある人も、これから台北を訪れようというあなたも、ネット上の台北情報はそれなりに見ているだろう。でも 北投 にある 中心新村 という 秘境 は、台北人でさえ知らないことが多い。
「 中心新村 」は国宝・ 重要文化財 であり、眷村 文化 のなかで唯一、温泉のある 眷村 (けんそん。中国語読みは juancun)だ。眷村はいわゆる外省人が住む地区で、台湾に移住してきた中華民国軍の家族が住んでいたところである。風景が美しいことに加え、中華民国の貴重な文化資産となっている。なかでも 中心新村 は、国の重要文化として保存されている数少ない眷村の一つである。
MRT 新北投 駅(紅線の淡水もしくは北投方面)から出て、「新民路」道路に沿って歩くことおよそ10分で「新民國中」に辿り着く。 (バスを使う場合:北投公園で小22に乗車し、新民國中で下車)。
「 中心新村 」は今年で60年の歴史を持ち、日本式の建物や新旧の住居が交錯して立ち並んでいる。北投は温泉地として知られているが、日本の銭湯のような「 温泉 澡堂 」がある 眷村 はここだけだ。でも、今は使うことはできないのであしからず。
元々この眷村に住んでいた人々は既に立ち退いており、専業チームがこの地区を運営している。眷村を紹介する展覧会のほか、一部の住居はかつての状態のまま保存され見学できるようになっている。
初期の眷村は建築上の規則がなく、丘の上という立地条件もあって、 中心新村 はあたかも小さな迷宮のような空間となった。低めの壁、狭い路地、草花や樹木、これらが折り合って創られた風景は、完璧な写真撮影スポットとなってくれるはずだ。
ガイドが必要なら、管理チームに申し込もう。村民だけが知っていた秘密の場所など、面白い話を教えてくれる。
ほかにも 中心新村 の周辺には、著名な文化観光のスポットがたくさんある。温泉博物館や梅庭、普濟寺、向陽書院、凱達格蘭文化館、湯乃瀧、天狗庵跡地などだ。さらに温泉旅館や共同風呂などもあるので、いつもと違った文化観光を体験したかったら、温泉に浸かったり森林浴を楽しむのもいいだろう。ぜひこの別世界を味わってほしい。
中心新村 アクセス:
MRT 新北投 駅 (R紅線 淡水 or 北投 方向に徒歩10分)
公共バス小22 (北投公園から乗車) 、 新民國中で下車
中心新村 公式ホームページ:
https://www.taipeiheartvillage.com/
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