【新竹県 關西】台北から1時間半で行ける魅力的な町

新竹県 關西

新竹県 關西 / 石店子69有機書店 / 大自在工作室 / 汪汪來我家實驗生活2號店 / 關西囍冰室 / 台紅茶業文化館 / 東安古橋 / POSUO COFFEE Studio 】

はじめに~歴史の移り変わりを楽しめる小さな町・關西

みなさん、台湾にも「関西」という町があるのを知っていますか?台湾新竹県の山あいの地区に「關西」という小さな町があります。人口は約2万6千人。かつては、製茶業で栄え、現在は仙草の生産地としてよく知られた町ですが、ここにはレトロな雰囲気の老街をはじめ、昔懐かしい見どころが点在しています。ということで今回は、台北からのアクセスも意外と良い、台湾の「関西」の街を紹介したいと思います。ちなみに、「關西」という名前は、この地のかつての地名「鹹菜(かんさい)甕」を日本統治時代に「關西」に置き換えたとのこと。地名にも日本とのかかわりがあるのですね。(トップ写真は、市街地の「石店子老街」の街並み)

2.まずは老街をのんびり歩いてみよう~その1・石店子老街のシンボル的存在「石店子69有機書店」

關西はもともと林業が主産業の静かな町でしたが、日本統治時代から紅茶の生産が盛んになりました。戦後になると、国際競争の激化に勝てず、紅茶産業は衰退。その代わりに、台湾では身近な仙草の生産が盛んになっていきました。今では、仙草を扱うお店がたくさんある「仙草」の町として広く知られています。

この關西にも、とても雰囲気の良い老街が残っています。「石店子」という名の老街には、古い建物と騎樓が良く残り、老街独特の風情を生み出しています。この老街は、一時期はすたれていったものの、近年になって、さまざまなショップが入居するようになり、少しずつ活気を取り戻しています。

老街の中央付近には、きれいな騎樓が残っていますが、そのエリアに独立系書店の「石店子69有機書店」があります。店内はタイムスリップしたかのような、レトロな雰囲気に包まれています。大手書店で大量に売られているような本はほとんどなく、個性的で興味深い本がたくさん置かれています。地方の老街で個性派の書店に入ると、オーナーさん肝いりのセレクションによる興味深い本に出会うことが多く、あれもこれも買いたくなってしまいますね。

石店子69有機書店

住所:新竹縣關西鎮中正路69號
営業時間:10:00~18:00(無休)

その2・個性派書店の隣は、植物由来の染物ショップ

石店子69有機書店の隣には、「大自在工作室」という工房兼ショップが営業中。こちらは、植物由来の染料を使った染物が数多く販売されているお店です。手作りで温かみのある染物を見ていると、心が洗われるよう。Tシャツなども販売されているので、記念に買っても良いかもしれません。こちらでは、植物染めの体験もできるようです。予約が必要なので、興味のある方は連絡してみて下さい。

大自在工作室

住所:新竹縣關西鎮中正路73號
営業時間:11:00~18:00(月曜定休)

その3・老街のカフェといえばこちら!犬好きに大好評のレトロカフェ

この老街にも、雰囲気の良いカフェがあります。「汪汪來我家實驗生活2號店」は、老街沿いの古い建物をリノベして作られたお店。店内は広く、1階部分は奥にもオープンテラス席があり、通りに面した部分は2階もあって、少し高いところから老街の様子を眺めることもできます。

1階席、奥のテラス席、2階の畳コーナー、どこに座っても、懐かしさを感じさせるお店の府域を楽しむことができます。もちろん、コーヒーもスイーツもかなりのおいしさ。私が訪れたときは季節が秋だったので、栗や干し柿をふんだんに使ったスイーツをいただくことができました。このカフェの最大の特徴は、「ワンちゃんにやさしい」お店だということ。オーナーさんのワンちゃんが副店長(?)として店内を歩き回っており、犬好きにはたまりませんね。

汪汪來我家實驗生活2號店

住所:新竹縣關西鎮中正路62號
営業時間:13:00~18:30(火曜・水曜定休)

3.仙草の本場・關西で「仙草スイーツ」を楽しもう

關西の、現在の主要特産物は「仙草」です。そのため、町のいたるところに、仙草商品のお店があり、仙草スイーツが食べられるお店も何軒もあります。その中で、市街地にあっていつも多くのお客さんでにぎわっているお店が「關西囍冰室」です。ここは一軒、何の変哲もないかき氷屋さんのように見えるのですが、かき氷や豆花などと並んで、仙草スイーツも食べられます。私もひとつ注文したのですが、これがなかなかのボリューム。トッピングもたっぷり入って、たったの40元。これだけでお腹いっぱいになりそうです。

關西囍冰室

住所:新竹縣關西鎮中山路27號
営業時間:11:00~22:00(無休)

4.かつて關西は紅茶で栄えた街だった

日本統治時代の關西は、紅茶の生産で栄えていました。その中心となった会社の一つが「台湾紅茶」で、1937年創業の歴史ある製茶会社です。ここの見どころは、かつての工場や倉庫などを見学できるようにした「台紅(台湾紅茶)茶業博物館」になっているところ。日本統治時代のレンガ造りの工場や倉庫は、紅茶づくりの過程や歴史などを詳細に展示した貴重な資料館になっており、ガイドツアーに参加すると内部を見学することができます。

4-2.世界に羽ばたいていた關西の紅茶

史料を見ていくと、關西の紅茶は世界各地に輸出されており、当時の紅茶運搬用木箱の焼き印を見ると、日本をはじめ、世界各国の地名が登場して、關西の紅茶が世界的なブランドであったことが分かります。ガイドツアーの後は、1階の店舗の休憩コーナーで、インスタント抹茶とヌガーのようなお菓子がふるまわれます。

この博物館のガイドツアー、参加料が300元するのですが、そのうち100元分は、お茶やお菓子などのお土産品の購入時に割引されるので、ちょっとうれしいですね。基本的には1日2回のツアーなので、それに時間を合わせて街歩きプランを立てる必要がありますが、ここはわざわざ訪れる価値が高い施設だと思います。

台紅茶業文化館

住所:新竹縣關西鎮中山路73號
開館時間:8:30~17:00(火曜定休)
※工場見学はガイドツアーのみ可、ツアーは10:00~、14:00~(約1時間)
費用は300元だが、100元分はお茶やお土産の購入に使える

5ー1.日本統治時代の遺構もあります・ 東安古橋

關西のシンボルといえば、關西の市街地を流れる牛欄河にかかる「東安古橋」でしょう。この橋は、日本統治時代の1933年に完成した歴史ある橋で、今でも当時の橋を使っています(修復はしています)。この石橋、デザインがとても美しくて、思わずシャッ ターを切りたくなりますね。川の両側は、牛欄河親水公園として整備され、町の人々の憩いの場になっています。夜はライトアップされることもあるようで、夕食を食べてから、橋を見に来るのもロマンチックな雰囲気が楽しめてよいかもしれません。

東安古橋

場所:關西の市街地から中山東路を東へ進んで行くと数分で橋までたどり着けます。

5-2.日本統治時代の警察宿舎がおしゃれなカフェに変身

關西には、日本統治時代の木造家屋も残されています。市街地の中心部にある「關西警察署長日式宿舎」。ここは、日本統治時代の警察署のすぐ近くに建つ所長さんの宿舎だった建物です。敷地内の建物は署長宿舎と平屋の独身者用宿舎があり、そのうち、署長宿舎の方には、カフェが入居しています。そのお店は「POSUO COFFEE Studio」といい、和室の空間を生かしながら、おしゃれな雰囲気にリノベされ、多くの観光客で賑わっています。週末は混雑するので、ピーク時を外していくと比較的すぐに座れるようです。

POSUO COFFEE Studio

住所:新竹縣關西鎮大同路23號
営業時間:10:00~19:00(火曜は9:00~17:00、月曜定休)

さいごに(台北からのアクセス情報)

いかがでしたか。小さな町なのに、見どころが多くて1日たっぷり遊べそうです。市街地は比較的小さくて、どの見どころも歩いて回ることができます。台北からは、直通の高速バスが走っており、アクセスが比較的良いのも嬉しいですね。紅茶や仙草などお土産になりそうなものも多く、台北からの日帰り旅行先としては、かなりおすすめできます。機会があったら、ぜひ一度「台湾の関西」にもお出かけください。

【台北からのアクセス】
國光客運の1820番バス(竹東行き)に乗れば、約1時間半で關西に到着です。注意してほしいのは、多くのバスが、關西の市街地から離れたバス停にしか停まらないこと。高速バス乗り場から路線バスで10分ほどで市街地に着きます。バスは1時間に1~2本走っていますが、タイミングが悪いと小さな待合室で長い間待つことになるかもしれません。できれば「關西市區経由」という表示のあるバスに乗って、市街地まで直接行くことをおすすめします。(最後の写真は、「汪汪來我家實驗生活2號店」の秋の味覚が楽しめるスイーツ)

 

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