【新竹市 観光】新竹で日本統治時代の歴史巡りを楽しむプラン

新竹 観光

新竹市 観光 / 新竹駅 / 新竹市政府 / 新竹市美術館 / 辛志平校長故居 】

はじめに~新竹はどんな町?

みなさんは、新竹に行ったことがありますか?新竹市は、台北台中のちょうど中間あたりに位置する中規模の地方都市。最近では、IT産業の会社が多く集まる町として急成長を遂げていますが、観光地としての知名度はいまひとつです。そのためか、台中や台南は行ったことがあっても、新竹に行ったことがないという人も多いようです。

ところが、新竹は、日本統治時代の建築物が数多く残り、日本統治時代の面影をたっぷり味わえるとても魅力的な街なんです。今回は、そんな新竹の魅力を「日本時代」をキーワードに探っていきたいと思います。(トップの写真は「新竹州廳」の正面、下の写真は、今でも酒・たばこ会社のTTL支社として活躍中の「旧専売局新竹支局」)

1.まずは、文化財に指定された新竹駅の駅舎から

写真の駅舎をご覧ください。バロック様式の瀟洒な駅舎。まるでヨーロッパを思わせる雰囲気を持っていますが、これが日本統治時代の1913年に建てられた新竹駅駅舎です。なんと、台湾の国定古蹟にも指定されています。新竹を訪れる人のほとんどが台湾鉄道もしくは高速バスを利用すると思いますが、台鉄だけでなく、高速バスのターミナルも駅のすぐ裏手にあるので、新竹さんぽの手始めにまずこのレトロな駅舎を拝むことができます。

昼間の駅舎の姿も素晴らしいですが、夜にライトアップされた駅舎もまたとても幻想的で強い印象を与えてくれます。私も、新竹到着時と夜になって新竹を離れるときの両方で駅舎の写真を必ず撮っています。

2.迫力と美しさで人々を引き付ける新竹州廳

新竹に数多くある日式建築の中でひときわ目立つ存在なのが、写真の新竹州廳です。この建物、非常に大きいです。建物全体を一枚の写真に収めるのが非常に難しいくらいのスケールで、日本統治時代の新竹州(今の新竹市・新竹縣・桃園市・苗栗縣をあわせた広大なエリア)を統括する役所としての威厳を強く感じさせます。

この建物は、今でも新竹市政府(市役所)として使われており、一般の人も気軽に見学することができます。役所の営業は平日だけですが、土日にも守衛さんがいて、中に入れることが多いようです。館内のたたずまいも素晴らしく、優美な雰囲気に威厳も感じさせる素晴らしい空間が広がります。時間に余裕があったら、ぜひ隅々まで歩いて回ってください。

おまけ情報ですが、州廳の前にある広場には噴水が仕掛けられており、時折、小さな子どもたちが噴水で楽しそうに遊ぶ姿を見ることができます。現役のお役所の前が遊べる噴水になっているのも面白いですね。

新竹州廳 (現・新竹市政府)

住所:新竹市北區中正路120號
開館時間:8:00~12:00 13:00~17:00(平日のみ、ただし土日も日中は入れる可能性が高いです)

3.かわいらしい作りの新竹市美術館

強い存在感を示す新竹州廳のすぐ近くに、同じ日本統治時代に建てられたレンガ造りの小ぶりな建物があります。それが新竹市美術館です。ここは、1925年に建てられた新竹街役場(後の新竹市役所)の建物をリノベして、美術館にしたものです。

現代の感覚で見ると役所の建物としてはかなり小さい気がするのですが、展示活動は大変意欲的で、定期的に内容を入れ替えて、美術展を中心に様々な企画展を開催しています。時には、新竹の歴史や客家に関する展示を行うことも。自分が訪れるときに、どんな展示が見られるか楽しみになりますね。

新竹市美術館

住所:新竹市東區中央路116號
開館時間:9:00~17:00(月曜定休)

4.木造の日本家屋も見られます

新竹駅から徒歩数分の場所にある、静かな佇まいの日本家屋。ここは、「辛志平校長故居」といい、日本統治時代の1920年代に建てられた新竹中学校長宿舎です。戦後は、新竹中学の名物校長と評された辛志平校長が長らく居住し、今では、辛校長の業績などが展示される資料館になっています。校長の書斎も再現されていて、とても雰囲気が良いですよ。

旧宅の裏手には、新たにレストラン「Taivii餐酒館」が建てられ、昼も夜も食事やお酒を楽しむ人びとでにぎわいます。

辛志平校長故居

住所:新竹市東區東門街32號
開館時間:9:00~17:00(月曜定休)

Taivii餐酒館

住所:校長故居と同じ
営業時間:11:30~16:00 18:00~1:00(月曜定休)

5.木造家屋を活用した、食パンが名物のカフェもできました

新竹では、日式建築の修復や再活用が活発化しています。こちらの「李克承博士故居」は、1943年に建てられた李克承博士の住居が修復・保全され、新たにカフェ・レストランとして活用されるようになったケースです。

いかにも昭和初期の住宅と思わせる外観を眺めながら、館内に入ると古民家がもつ古いけれど暖かな雰囲気を感じることができます。ここは今、「a-moom」というカフェ・レストランとして運営されており、週末のピーク時には満席になるほどの人気ぶりです。こちらの人気商品は、何といってもフカフカに焼けたトースト。定番のスイーツは飽きた、という方にもおすすめのお店です。

李克承博士故居・a moom

住所:新竹市北區勝利路199號
営業時間:9:00~17:00(月曜定休)

さいごに

新竹は長い間、「見どころがない」「おいしいものがない」と言われ続けてきましたが、実は歴史的な見どころは案外たくさんあります。今回紹介したみどころは、すべて新竹市中心部の徒歩圏内にあり、うまく回れば半日で主な歴史スポットを見て回ることができます。

この町では、現在も新たに公開を待つ日式建築が数軒あります。派手さはないものの、手軽に歴史探訪を楽しめる新竹は、台北から高鉄(台湾新幹線)、台鉄、高速バスなどアクセスもとてもよく、日帰りで気軽に訪れることができます。ぜひ、日本統治時代の面影をあちこちに残す新竹の町にお越しください。(写真は、「a-moom」の店内。おいしそうなパンの香りがただよいます)

 

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