蕎麦好き台湾人が名店「蕎菜 台北」で至福の時を過ごす

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(日本語翻訳=Smartcat)

「人生は失敗の連続、『正解』なんてなかった?」 – 蘇媽媽 –

台北の中山北路條通”に来て人生は試行錯誤の連続だと気づかされました。すべては自分で蒔いた種です。心にしみる「手打ち蕎麦」を味わいたければ、それなりの代償を払わなければなりませんでした。台湾にある幻の蕎麦屋である「蕎菜」に友達をさそっていこうと思いました。約束は夜、台北の天気も悪くありませんでした。自信満々で台北駅からゆっくりと歩いていきましたが、その自信徐々に失われていきました。足の問題か?ナビの問題か?一回りし、急ぎすぎて通り過ぎ、目的地の隣の空の駐車場を見たとき、「店の場所変わった?!地図更新されてない?!」と思い震えながら、どうして神様はこのような仕打ちをと天を仰ごうとしたとき、「蕎菜」の2文字が目に入ったのです。よっし!「隠れた」名店とはこういうことか!

本格手打ち蕎麦 蕎菜

Facebook:蕎菜
住所:104台北市中山区中山北路一段105巷15号
電話:02-2541 9992
営業時間:18:00 – 22:00 (定休日:火曜日、水曜日)

こんなに上手に隠れるの?遅れたのは私だけじゃなかった?

台北の蕎麦の名店、蕎菜に着いたとき、すでに予約の時間を1、2分過ぎていて、友達の姿も見えませんでした。しかもそれだけじゃなかったのです。遅刻したのは私だけじゃなかったのです。ほっとしました(違う)。2分後にさっき私が通ってきた道を友達が息を切らしながらやってきました:「こんだけ見つけにくいんだから、おいしいの食べさせてくれるんだろうな」。私は友人をなだめながら:「今日のは本当に隠れた名店だよ。こんなに見つかりにくいのに毎日予約でいっぱいだし。さっきも日本人が何人も入っていったよ。絶対間違いないよ。」この自信が打ち砕かれないことを願うばかりでした。(震え)

(青字の“純”指壓に目を奪われ、この大きな蕎菜の看板を見逃したに違いない)

料理以外、撮影禁止

店に入る前、「料理以外、撮影禁止」という注意書きを見かけて、日本に来たのかと錯覚しました。日本ではこのようなルールがある店も結構あります。台湾でこの注意書きを見たとき、他のお客さんのプライバシーや店の知的財産権の保護以外にも、「不屈の精神」という文字が頭に浮かびました。海を越えはるばる台湾までその伝統を伝え、店を続けているのはいったいどんなオーナーなのか?

謎のガラス張りの空間

他のレストランではあまり見ないガラス張りのディスプレイのような、区切られた空間のようなものがありました。初めは商品のディスプレイ用だと思ったのですが、ガラスには粉のようなものがついていました。後で聞いて分かったのですが、日本から来た職人さんが麺を打つ空間だったのです。運が良ければ手打ちをその目で見られるかもしれません。

これとこれ、それから、、、全部ください

もちろんそんな勇気はありませんが。私が頼んだのは、これとこれとこれ、それから、、、以上です(笑),正直に言えば、いつもは定番のざる蕎麦か、それ以外なら家で自分で作る用の麺を頼むだけでした。(私が何を買ったのか興味がある方は”妙高十割蕎麥麵”で調べるか、私の以前の投稿をご参照ください。) だから今日は違うものを頼んでみたかったんです。そこで一番値段の高いものを頼んでみました ─鴨肉汁蕎麥冷麵(鴨せいろ)です。そして白苦瓜秋葵炒蛋(白ゴーヤとオクラと玉子の炒め物)、鹽烤雞肉(鶏の塩焼き)、青菜扮芝麻粉(青菜の胡麻和え)と日式炸豆腐(揚げ出し豆腐)を注文しました。今日はとりあえず満腹になればいいというわけではなく、賢く選んでみました。どうしてかって?それ以上は聞かないで….

驚くほど滑らかな口当たり

この一文を見た手打ち蕎麦好きの皆さんは私が間違えてうどんを注文したとお思いでしょう。主役は後々紹介します。蕎麦以外で最も忘れられないのは白苦瓜秋葵炒蛋(白ゴーヤとオクラと玉子の炒め物)の食感です。フワフワに炒められた卵、そしてオクラの「粘り」,ねばねばとフワフワでトロトロです。一口かんだ後から最後までゴーヤはシャキシャキ。主役の登場を拍手で迎えているかのようです。

主“鴨”登場

鴨肉蕎麥麵(鴨せいろ)は蕎麦屋の定番商品ですが、どうやって鴨肉を調理するのか、調理する人それぞれが秘訣を持っていることでしょう。まずは蕎麦について話します。さすが手打ちを強調しているだけあって、手打ちの「跡」がはっきりと見て取れます。機械で作られた画一的な麺とは違います。比較的薄く、弾力はそこまでありません。蕎麦の香り、栄養価から考えて、うどんを比較に挙げることはできませんが、写真を撮った後すぐに食べ始めても、すでに少し伸び始めているので、すぐさま食べることをオススメします。店主に蕎麦粉の比率を聞いたところ、ほかのお店とは違うことがわかりました。10:4とのことです。100%の蕎麦には及びませんが、存在感は十分です。鴨肉のおいしさは100点満点。骨をかみ砕くのが好きではないタイプなのですが、一杯に大体5、6個鴨肉が入っていて全て骨は取り除かれています。ほとんどが皮と肉がある部分です(鴨のもも肉?)。肉は柔らかく、皮は弾力があり飽きません。皆さんも燒臘(叉焼や鴨のロースト)を食べたことがあると思いますが、鴨のもも肉の皮にはガムに似た食感のものもあります。噛めば噛むほど鴨の嫌なにおいが出てきますよね。蕎菜ではこの部分が上手く調理されています。つゆはパッと見た感じ脂っこそうなのですが、蕎麦をつけて食べてみると全くそんなことはありません。ちょうど良すぎるとしか言いようがありません。食べるまでは董月花(台湾の芸能人)が経営する客家料理レストランで出る地鶏のように脂っこいのだと思っていました(笑)。蕎麦が少しつゆをすうまで待っても塩辛すぎることはありません,ネギと一緒に食べてもバランスが取れています。蕎菜で私は非常に満足しました。自称蕎麦中毒の私ですが、ここの蕎麦を食べた結果、蕎麦マニアへと進化しました!

謎の赤い容器?

正統派の蕎麦屋さんには必ずある湯桶ですが、中には蕎麦湯が入っています。特にいい味ということはありませんが栄養豊富だそうです。蕎麦粉の比率が高いほど栄養価も高いそうです。植物性蛋白質、カリウム、ビタミンB、澱粉、食物繊維等、胃や代謝に良い栄養素がたくさん入っているのです。残ったつゆに入れると、かなりイケます!日本人オーナーからの牛肉料理のサービスもありました。完璧な夕食に完璧なエンディングがついた気分です。

蕎麦登場、夕日は西へ

開店してすぐの時間に予約を入れていたため、食べ終わったころに夜が始まっていました。蕎麦屋を出ると外には店が立ち並び、街は楽しそうに輝いていました。煌びやかな夜の世界は始まったばかりです。裏路地に隠れたこの蕎麦屋さんには本当に驚かされました。在台日本人の隠れ家でした。(7-8割のお客さんが日本の方)。お店全体がまさに日本そのものといった風情。店主も店員さんも多くが日本の方。日本に来たのかと錯覚するほどです。ここ2、3年のコロナ禍で、人生にはもっと楽しみが必要だと思っていました。グルメを楽しんだり、久しぶりの感覚を味わったりするのには最適な方法だと思います。最近では色々な蕎麦を試すだけでなく、妙高十割蕎麥麵の公式サイトから日本のお蕎麦セットを購入し、みんなにすすめています。みんなが私のような蕎麦マニアになれば最高です(笑)。

 

 

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