台湾 タロイモ 特選グルメ10品を一気に紹介

【 台湾 タロイモ / 台湾タロイモスイーツ / 大甲芋頭 / 阿柑姨芋圓 (タロイモ団子) / 芋泥球 (タロイモボール) / 芋泥 蛋餅 (タロイモ クレープ巻き) / 芋泥鴨 (タロイモダックフライ) / 芋圓豆花 (タロイモ豆腐プリン) 】

(日本語翻訳=Kyo)

1.芋泥 蛋餅(タロイモクレープ巻き)〔日常朝食篇〕

「7月7に涼しい秋、8月にさつまいもとタロイモ。」
旬の味ほど食卓の風景を表現するものはありません。

日本語の「旬の料理」に相当する台湾語は「正著時」(tsiànn-tioh-sî)です。 食欲の秋、中秋を過ぎるとちょうど芋の食べ頃です。
タロイモと言えば、最も有名な台中大甲水イモ、高雄甲仙干イモという土地のイメージと常に結びついています。当初現地の農業条件は稲作に適していなかったため、移民達はお米の代わりにタロイモを主食にしました。そのため、各地にタロイモの品種を広げ始めました。品種によって、台湾各地で熟す時期が異なります。 干イモはもちもちとした弾力感があり、水イモは柔らかくてふんわりとした食感です。その特徴によって料理やデザート作りに合わせることができて、様々な風味があります。

汗ばむ夏の日々に別れを告げ冷たい風の冬を迎える秋の日、タロイモ好きな私と一緒に、熟した旬の自然の恵みを楽しみましょう。

新北市にある「活力早餐」(元気朝食という名のお店)は、汐止で最強のクレープ巻きと評判です。週末の朝なら注文から食事を受け取るまで1時間以上かかるのは日常茶飯事です。おそらく私が今まで一番長く待たされたのではないかと思います(笑)。皮が香ばしくてパリパリしていて、一口噛めばタロイモのピューレが滝のように流れてくるのは、とても特別だと言わざるを得ません。前代未聞の風味と食感のクレープ巻きです。
▶️活力早餐
新北市汐止区福安街21巷1号

2.芋仔(タロイモあんパン)

毎週火、木と日曜日限定のタロイモあんパンです。生クリームの香りと絹のようになめらかなタロイモ餡を包んでいます。二度焼きした皮はパリッと、白ゴマの生地はふんわりしっとりして、タロイモ餡と絶妙に融合しています。シンプルに一杯のコーヒーやアールグレイ ティーを淹れて、素敵な一日は美しい朝食から始めます。
▶️Boulangerie Dix Ans-十年麵包
https://www.facebook.com/paindedixans.tw/

3.極芋生吐司(極タロイモ生食パン)

月曜日限定の極タロイモ生食パンは、大甲産のタロイモを餡にし、日本から輸入した生乳を煮詰めて作った練乳を合わせて、日本のパン職人の手ごねで生食パンの生地に練り込んだものです。ひと口食べたらもう止まらなくなって、マッシュしたタロイモと食パンの生地の優しいバランスに癒されます。
▶️SAKImoto Bakery 嵜本高級生吐司專門店(生食パン専門店)
https://www.facebook.com/SAKImotoBakery/

4.芋泥鴨(タロイモダックフライ)〔日常料理篇〕

広東料理店を訪れて食通のように手間のかかる料理を注文したいなら、タロイモダックフライは個人的に唯一の選択です。あぶり焼きのこってり感というイメージを覆す繊細な味わいです。一つ目はカリッとサクサクの衣、二つ目は綿密でなめらかなタロイモピューレ、三つ目は柔らかな歯応えのカモ肉です。重なり合ったタロイモピューレとカモ肉は 一味違う風味を楽しみます。
▶️大三元
https://www.facebook.com/threecoins/

5.手仕込みタロイモコロッケ(大甲芋頭餅)〔台湾スイーツ篇〕

初めてお店に足を踏み入れた時、まだ店内の雰囲気を知るのに躊躇していたところ、商品満載のメニュー表に「手仕込み」の文字が目に飛び込んできたのです。よく見ると、手仕込みとご当地タロイモの組み合わせがあります。これは必食でしょう!大根クラッカーのようなパリパリとした外皮を一口噛むと熱々な甘しょっぱいのタロイモがのどを通り、冷えた心を温めてくれます。
▶️台湾鹽酥雞
https://www.facebook.com/TaiWanYanSuJi/

6.タロイモボール(芋泥球)@ 寧夏夜市

台湾のお菓子と言えば、さつま芋ボールが思い浮かびますが、タロイモボールも負けず劣らず美味しいです。ビベンダムのおすすめは、「劉芋仔」のタロイモボールと卵黄入りタロイモボールです。お好みで卵黄入りと卵黄なしのものを選択できます。こんがりとした揚げたてのものを、交差点でフーフーしながら待ちきれずに口に入れるのは、夜市の醍醐味です。
▶️劉芋仔
台北市大同区寧夏路 屋台番号091

7.タロイモ豆腐プリン(芋圓豆花)

昔ながらのシロップ豆腐プリンを注文したばかりで、檳榔心種のタロイモを追加しました。タロイモが八割の豆腐プリンに躊躇なく蜜タロイモを付け足して、甘い汁に沈みそうな豆腐プリンが主役のタロイモを引き立ています。または豆乳プリンも選択可能です。豆の香りが充満する繊細な豆腐プリンの味わいになります。蒸しせいろに囲まれ、蒸しまんを持ち帰りや店内で豆腐プリンを召し上がっても特別な風味があります。
▶️豆鋪子
https://www.facebook.com/DouPuZi/

8.阿柑姨芋圓(タロイモ団子)

長い山道を経って、転がってくるのはバフェットの名言のような雪玉ではなくタロイモのお団子でした。九份老街の急な坂を通り抜けて、もちもちタロイモ団子のかき氷を頂くと、人生の浮き沈みを穏やかにし、心を落ち着けます。高台へ登り、絶好の場所から北海岸の海や山の景色を眺めます。ワンコインスイーツがいきなりアップグレードされ、オーシャフロントになりました。タロイモ団子を頬張りながら、緑豆の甘い香りがはじけて、砕いた氷と溶け合い、体も心も魂も三拍子揃ったごちそうになります。
新北市瑞芳区豎崎路5号

9.タロイモスコーン(芋頭放鬆司康)〔洋菓子篇〕

東西融合のタロイモスコーンにバター香りの深さを加え、タロイモの濃厚な味わいに厚みが増します。焼き立て熱々のスコーンに英国式のクロテッドクリームを入れて、まるでひとつになったかのように、ふわふわで雲の中を漂うような感じます。 一口一口が繊細で美味しさの極みです。個人的に最強スコーンとして選びました。
▶️悄悄好食
https://www.facebook.com/ciaociaogoodfood

10.タロイモモンブラン(芋泥蒙布朗)

細心の注意を払ってフランス菓子の箱を大切に手にして、丁寧に家まで持ち帰りました。台湾とフランスを融合したタロイモモンブランの封を解きながら、優雅なスカート姿が目の前に現れました。上から下へ、外から内への断面は、香ばしいヘーゼルナッツキャラメル、爽やかなタロイモピューレ、甘塩っぱくてサックサクなガレット・ブルトンヌ、そしてさっぱりした中沢乳業スマートホイップKになります。絶世のモダンダンスを披露しながら、ジャズのように独立したパフォーマンスが行われますが、うまくまとまっています。
▶️Maison Lilas 法式甜點專賣(フランス菓子専門店)
https://www.facebook.com/MaisonlilasP

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タロイモの姿形は少女のようにしなやかで、塩味でも甘味でも色んな優雅な姿を見せてくれます。タロイモ角切り、マッシュタロイモ、油揚げ 、蒸し物、蜜漬けなどです。時代の変化に伴い、メニューの戦略も変わっていきます。まだまだ色々な新発見が私たちを待っています。例えば、 東京ミルクチーズ工場の期間限定のタロイモシュークリーム、ハワードホテル(福華飯店)のメニュー改訂により販売停止になったタロイモお餅、閉業になった金時良房の家庭料理風タロイモお粥…..などです。

タロイモは様々な姿で市販されています。タロイモスープビーフン、タロイモロールケーキ、タロイモアイス、タロイモ今川焼、タロイモ大福、クロワッサン、タロイモエッグタルト、タロイモパイ、タロイモミルク、タロイモチップス、またはタロイモお餅など、盛り沢山です。

濃厚なタロイモ、香ばしい椎茸、焦がしネギが入った芳醇なスープの味がしっかり染み込んだお粥がたまらなく好きなんです。またはタロイモパイににんにく醤油をつけるか、マッシュタロイモと生クリームのふわふわで甘い組み合わせるか、タロイモと出会った料理は、秋の日々を豊かにし、冬の心を温めてくれます。

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