Hotel Mvsa ~世界のワインと台湾ミシュラン星付き朝食【Molino de Urdániz】

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(日本語翻訳=GA)

「かけがえのない人間になるためには、常に他人と違っていなければならない」--ココ・シャネル

台北の市街地にあるブティックホテル「Hotel Mvsa(慕舍酒店)」は、通常のホテルとは一線を画したミニマルで洗練されたスタイル。都会の一画で気軽にくつろぐことのできるホテルです。各階に世界各国の有名ワイナリーや酒蔵の名がつけられおり、1階はアメリカのカンパイ(Kanpai)、2階はドイツのS.A.プリュム(S.A. Prüm)、3階はイタリアのマンフレディ(Manfredi)、6階は日本の君萬代(きみばんだい)、7階はドイツのペーター・メルテス(Peter Mertes)、8階はスペインのグラモナ(Gramona)となっています。 今回宿泊した5階の部屋の名は、チリのガルセス・シルバ(Garcés Silva)で、チリの大統領府の国賓晩餐会指定ワインを造っていることで有名なワイナリーです。谷床地にあるこのワイナリーは、極端な寒暖差のある気候を活かしてじっくりとブドウを熟成させており、深い余韻のある味が出るそうです。

Hotel Mvsa

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バーラウンジ「Super Bar」(室内にミニバーはありません)

このホテルでは、宿泊当日の午後5時から1時間のサービスタイムがあり、数量限定ですが、提携ワイナリーのお酒を自由にいただけます。一枚目の写真のワインはBoya Pinot Noir。スペイン語でブイを意味するBoyaという名には、「太平洋から来たワイン」という意味が込められているそうです。海のテロワールと軽やかでピュアなフルーティーさが融合した味わいは、カウンターに並ぶ台湾や各国の様々なおつまみと相性抜群です。壁一面の大きな窓から台北の黄昏時の風景を見ていると、外国に行かなくても、張り詰めた日常の慌ただしさから抜け出して、ゆとりある静かな時間を楽しむことができます。

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Molino de Urdániz(モリーノ・デ・ウルダニズ)の唯一の海外店

今回のホテル滞在のメインイベントは朝食。台湾で唯一、ミシュランの星を獲得した朝食なんです。日当たりの良い窓際の席で中庭の緑を眺めながら 朝食をいただくと、心も弾みます。スペイン料理の醍醐味とフランス料理の繊細さを保ちつつ、台湾に合わせた味付けで、台湾の食材そのものの良さが存分に生かされています。

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ハムとハミウリシロップ(ハミウリシロップ/ライスペーパー/生ハム)

油を塗ったライスペーパーでイベリコ生ハムを巻いて、数回濃縮したハミウリシロップと一緒にいただきます。爽やかな味のこの前菜の後は、料理では正統派のスペインの味が続きます。

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モリーノ・モーニングサラダ(ジャガイモ/ビーツ/トマト/ツナ/ピーマン)

にんじん、ビーツ、コリアンダーを使ったカラフルなソースと共に、レタス、漬物、ゆで卵、トマトピクルスが盛り付けられており、更にマヨネーズが添えられています。絶妙なバランスの水分と油分による重層的な口当たりと爽やかな味がメインのお料理を引き立てます。

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たまごのクリスピーフライとタロイモペースト/アーモンド

半熟卵をアーモンドの衣で包んで揚げてあります。普通の揚げ物と違って、衣は脂っこさがなく、ナッツの香ばしさが感じられます。更に白トリュフも添えられていて、熱々のお料理からは多層的な香りが広がります。ナイフで切ると、とろりと流れ出す卵黄が美味しそう。アーモンドとタロイモペーストを付けていただきます。さあ、まもなくメインディッシュの登場です。

豚リブロースのグアバオ(台湾式ハンバーガー)・パイナップルピクルス添え

焼いてソースをかけた中厚の豚リブロースをふわふわの蒸しパンに挟んで食べる、中華と洋食が合体した台湾式のハンバーガーです。塩分・油分の多い台湾醤油の代わりに、パイナップルピクルスが入っていて、台湾南部らしい風味を醸し出しており、シェフが理想とするグアバオとなっています。

照り焼きチキンブリトーと旬野菜

和風てりやきソースとチキンの相性は抜群。一口食べるとちょうどいい歯ごたえで、ブリトーとソースの香りや、タロイモペーストの甘さが口の中で広がり、新しいブリトーの世界と出会えます。

旬の魚

焼いて軽く焦げ目をつけた太刀魚に、カリッと揚げたバジルが添えられた和風のお料理です。炙った卵黄&とろろいものピューレにつけていただくと、白身魚の甘みと豊かな食感が引き立ちます。

「お酒とは、時間と空間を蒸留して得られるエキスのようなものだ。一本ごとに詩的な方法で個性を表現している」--モスクワの紳士

一本一本のワイン、一つ一つの経験、ひいては一人一人の人生の物語が、それぞれの風土・感情・背景の中で様々な栄養を吸収し、一年一年深みの異なる酒を造り出していきます。そして、口に一口含むごとに、停滞していた呼吸が動き始めるかのように、その風味は変化し始めます。艶やかな姿を愛でながら、フルーティーな香りや、軽さとコクのバランスを味わうと、そこに漂う自分だけの余韻から、一杯の酒が心に深く染みわたるものだと理解できるのです。

Hotel Mvsa

https://hotelmvsa.com/

Booking.com: Hotel Mvsa

所在地:台北市中山区建国北路一段61号
電話:+886-2-2500-6770

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